良魚だらけ❗日本らんちう協会全国品評大会参戦(下)

久々❗日本らんちう協会全国品評大会参戦(上)の続きです。

今回、親魚部門の撮影指令があり、腰痛と戦いながら頑張ったのですが、何がツラかったって、AF(オートフォーカス)ですよ、AF💦
ウィーウィーってレンズは動くものの、ピントが合わなくなって、何をどうしても戻らず。
以前から時々調子が悪くなることはあったものの、全面的にAFが動かなくなるのは初めて。
そのため魚の写真はほとんど手動でピント合わせてます。
(これ、ちょっと品評会のカメラを経験した人ならどれだけキツいか分かっていただけると思います)
25年ぶりぐらいでしょうか、ぜんぶマニュアル撮影ってのは、仕事で使ってたニコンFM2以来っす。
結果、このようなピンボケなダメダメ写真が量産されることになりました。

 

媛らん会の秋の品評会を前にカメラが不安になったので、全国大会後、安い中古一眼デジカメを買い足しました。
6万円ほどとはいえ、わが家の家計的には大打撃ッス。
誰か今度会った時、ジュースおごってください 🙁 

 

さて、社団法人 日本らんちう協会全国品評大会の上位魚をご紹介しますが、私はらんちゅう&カメラのドシロウト。
春のお日さまのように、冬場のおでんやデロンギのように、どこまでも温かい目で見守ってください。
ちゃんとした写真は協会サイトの「全国品評大会総覧」のページにあります。まずそちらをご覧ください。
あと各魚に寸評入れてますが神をも恐れぬ所業というのは自覚してます。
「誰が言うとんねん」は百も承知。らんちゅう普及の一助になればという、ザッツ・エンタテインメントですので読み飛ばし推奨です。
マヂなクレームなどはご容赦くださいませ。
敬称は省略します。

 

親魚部門

 

東大関 島村  勲(兵庫) 

大きさも尾もカシラもスゴイっすけど、玄人だけでなく、万人受けするというか
誰が見てもスゴイと思える魚だと思いました。

 

 

西大関 野添 真司(大阪) 

かなりなサイズですが親魚とは思えないほどのバランスときめ細かさ。
ガラもカワイイし、スゲーっす。

 

 

立行司 米澤 二郎(愛知) 

立派なカシラと腹❗ 迫力満点でございます。

 

 

取締一 高橋 明麿(静岡)

カシラ、尾、腹とも発達しまくってて、全体バランスも素晴らしいと思いました。

 

 

取締二 小穴 圭介(静岡)

迫力あるカシラ、丸々としたボディ。そしてなんといってもチャーミングな尾の模様が印象的です。

 

 

二歳部門

東大関 工藤 千尋(静岡)

2018年、19年と当歳東大関を獲得している工藤さん。3年連続での東大関ゲットの偉業です❗
全体のバランスが素晴らしいうえ、色もキレイですよね。

 

 

西大関 野添 真司(大阪)

親部門に続き弐歳も西大関獲得の野添さん。魚のタイプもどこか似てる気がします。
尾筒の太さに驚きます。

 

 

立行司 野添 真司(大阪)

続けて野添さんがゲット。スゴイっす。
上から見るとガツンとした硬質な印象でしたが、横から見ると背なりの美しさに見とれちゃいます。

 

 

取締一 宮本 政和(愛知)

堂々たるカシラと腹、キレイな尾が目を引きました。
特にカシラの赤が揚がってて迫力マシマシです。

 

 

取締二 東垣 秀明(兵庫)

もともと長手の魚をこれでもか、と育てたって印象です。
尾筒の太いこと❗ 複雑な柄のうえ赤もキレイで、迫力と繊細さを併せ持った仔だと思いました。

 

 

愛媛からの遠征組の写真を掲載します。

東前頭18 星野 忠義(愛媛)

媛らん会でも二歳~親が得意というイメージの星野さん。
カシラはお見事ですが、やはり上位の魚と比べると腹が少しだけ足りないのかな?
でも立派な成績です❗

 

 

 

当歳部門

東大関 米澤 二郎(愛知)

写真、かなり失敗気味です。すみません。
しかし当歳とは思えないカシラ、そしてバランスの素晴らしさ。
やはり当歳の全国一は、ここまで仕上げるんですね~。

 

 

西大関 工藤 千尋(静岡)

3年連続での当歳大関ゲットおめでとうございます。
カシラもスゴイっすけど、尾筒の太さがハンパない。
全体のバランスもお見事としか言いようがないデス。

 

 

立行司 鈴木 順治(静岡)

カシラや尾は言うまでもなく、ボディから「がっつり創ってる」って感じが伝わってきます。
これぐらいキレイなバランスで当歳を仕上げるのって、スゴイなぁ、と。

 

 

取締一 九里 博公(大阪)

11月の媛らん会品評会には残念ながら来られなかったのですが、毎回審査でご来場いただいている九里さんの持ち魚。
写真は失敗しました。すみません。
カシラは力強く、尾は優雅で美しく、なんとも上品でバランスに優れた仔だと思いました。

 

 

取締二 島村  勲(兵庫)

親の東大関に続き当歳でも優等❗
尾の美しさが目を引きますし、オシャレな雰囲気がたまりません。

 

 

媛らん会の遠征組の写真も掲載しておきます。
会長さん欠席 & 広報(私)ドボンって状況で、番付表にこれだけ「愛媛」が載るのはスゲーっす。

 

 東前頭6 丹下 涼平(愛媛)

違う協会のほうに、愛媛県今治市の丹下さんっておられて、かなり有名な方なのですが
媛らん会の丹下くんは全国デビューの別人です。居住地も隣の西条市です。
「愛媛の丹下さん」って、会場で話題になってたみたいです
なんとも上品かつ幅のある仔です。らんちゅう歴5年かな? タマゴから自力で育ててこれはスゴイことです。

 

 

 西前頭11 丹下 涼平(愛媛)

かなり圧力かけて育ててますね。
迫力あるけどかわいさも同居してます。

 

 

 東前頭21 星野 忠義(愛媛)

フンタンに会長さんの系統の特徴が出てますね❗
だけど、こういう硬質な仕上げ方は星野さんの特徴です。

 

 

東前頭27 丹下 涼平(愛媛)

私の印象では丹下さんは媛らん会に参加してから、ちょっと遠慮気味な魚づくりだった気がしますが、今年は「バット振ってるなぁ」って感じです。
この仔はその「振ってる」感がいちばん出てるかと。
創り込んだ腹、迫力のカシラが見事です。

 

 

媛らん会の関西メンバー、松宮和博さん(川西)も西前頭20に入ってたのですが、写真がダメダメだったので掲載はパスさせてください。
すみません。
魚係初体験の星野さん、丹下さんは「勉強になった」と口をそろえていましたが、彼らを丁寧にご指導いただきありがとうございました。

 

 

正午過ぎ、撮影の合間にお弁当をいただきました。
錦蘭会では毎回弁当がおいしいので、今回も楽しみにしていました。
味が濃い目で美味でした。

 

 

集合写真を撮影した階段は弁当エリア。
この時間、まだ当歳の審査は続いてたと思いますが、ほかの参加者はひと息モード。

 

 

午後3時前、片付け開始。
酸素詰めはちょっと渋滞することもありましたが、部門別に時差で魚を回収する方式だったので全体的にはスムーズ。

 

 

らんちゅうは「大人の遊び」。
規模が大きくても手練れの愛好家さんが多いので片付けもあっという間です。

 

 

水を捨て、ひっくり返された洗面器が蚕(かいこ)か、白い王蟲(ナウシカに出てくるデカい虫)のように見えなくもない 🙂 
軽めのHDRで撮影してみました。

 

 

腰痛がひどいのと、家族と待ち合わせて帰宅するため、表彰式は失礼して帰路につきました。

久々に多くの愛好家さんと会って話せて楽しかったですし、今回初めて話せた方もいました。
やっぱり品評会は楽しいし、ためになるし、刺激になります。

全国大会で場数を踏んだ星野さん、丹下さんは顔見知りが増え、私抜きで遠征できるようになりましたし。
(後の阿波錦魚連合会さんの品評会でも両名は大暴れだったようです)

 

いままた第8波の新型コロナ流行になってますが、来年も遠征 & 媛らん会でらんちゅうを楽しみたいと思いました。

以上で全国大会参戦レポートを終わります。

 

※媛らん会のメンバーを、当ブログでは慣例で仮名的な表記にしてますが、この(下)はさすがに整合性がないと思い実名にしてます。
※ですが、(上)はいつものやり方で書いてるので、(上)と(下)で整合性がなくなってます。
※直すのもアレですし、どちらにせよ整合性がないのが私のブログ。ご容赦くださいませ。

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