久々❗日本らんちう協会全国品評大会参戦(上)


亀に翼がピロ~ン❗
ウォーターランド❗

さぁさぁ、ようやく書き始めました全国大会レポート。
媛らん会広報のワタクシ@まつやまが6年前に書いた錦蘭会レポートとまったく同じ出だしにしてみました。
そこそこ緊張しつつ愛媛のわが家を出て、品評会場に着いたとたん目に入るのがこのウオータースライダーなので毎回脱力(良く言えばリラックス)できます。

 

社団法人 日本らんちう協会の第65回全国品評大会が2022年10月30日、大阪の服部緑地ウォーターランドで開かれました。
愛媛からは私とH野さんT下さんの3人が遠征してきました~。

全国大会もコロナ禍で3年ぶりの開催、私も県外遠征は3年ぶり。
日らん全国大会は東京名古屋大阪と3カ所持ち回り。
大阪の場合、たいてい鶴見緑地公園で開かれてましたが、今回は亀ピロ~ンのウォーターランド。
もうひとつの日らんとの日程バッティングが原因らしいですが詳しくは忘れました。

 

午前3時すぎ、私は家族と車で松山市を出発(息子が姫路城を見たいというので関西で妻らは別行動)
ロングドライブですでに腰は痛い。
H野さん・T下君の2人は西条市から別の車で来場、午前8時ごろ現地で合流しました。
2人は今回、人生初の魚係(うおがかり=魚を運ぶ人)に任命され貴重気味。
私はたいてい、どの品評会でもカメラを抱えてウロウロしてますから魚係の経験ゼロ。
媛らん会は小規模ですしメンキ審査(洗面器に入れたまま審査する)ですから魚係はいません。「洗面器を手が空いてる人が運ぶ」って方式。
おふたり、魚係デビューがいきなりの全国大会だったので確かに重圧でしょうw

 

とはいえ、私も親部門の上位魚のオフィシャル撮影を任されたので、数日前から胃が痛かったですよ。
公式カメラを務められてる徳島の溝杭俊志さんが急きょ来場できなくなったのでお鉢が回って来たようです。
今度会ったらジュース奢ってください(笑)

会場はすでに準備万端でした。
並ぶ洗面器が美しい曲線を描いてて、その多さに「全国大会に来たぞぉ」とテンションが上がります。

 

 

看板設置の様子。
真ん中に媛らん会の関西メンバーM宮さん(青いウインドブレーカー)、その左に阿波錦魚連合会の島本康宏さんが写ってます。
関西や徳島の愛好家の皆さんとお会いするのも3年ぶり。
いろいろな方とごあいさつさせていただきました。
全国大会は規模が大きいので準備も大変。当番本部(開催担当)の西日本の愛好家さんは前日から準備をしてくださってて、頭が下がります。

 

 

受付の様子です。全国大会では――
①人の受付(東部、中部、西日本で窓口が別。誰がどの部門に何尾出品するか申し出て、出品料を払う)

 

 

②魚の受付(出品魚と持参の写真を照合してもらい、エントリーする)があります。
出品する魚と、あらかじめプリントした写真が合ってるかチェックする様子。

 

 

親魚部門受付。
この時点ではH野さんとT下さん(緊張気味w)は親担当だったので姿が見えます。
(当歳の魚係が足りないってことで後に担当変更)

 

 

こちらは二歳の受付。
ピロ~ンな亀が写り込んでますが、現場には緊張感ありました。

 

 

やはりエントリー数が多いのは当歳の受付。
媛らん会にほぼ毎年ご来場いただいてる工藤千尋さん(沼津、東海らんちゅう会)の姿が見えます。

 

ちなみに私が出品した当歳魚の写真はこれ。
結果から言うとドボン(洗面器に載らず=入賞外)となりました。
ホントは親部門にも出すだけ出そうかと思ってた仔がいたのですが、前日にひっくり返ってしまい断念。
(出品用の写真撮ろうと思って舟を見たらひっくり返ってて「えぇ~❗」と声が出ちゃいました💦)

 

 

 

エントリーした魚は、魚係さんが運び、まずは「たまり」(魚だまり、とも)と呼ばれる巨大水槽に入れられます。
二歳のたまりでどんな魚が出てるか、見入る参加者たち。

 

 

当歳のたまりを見る参加者たち。写真右は横山剣(クレイジー・ケン・バンド)ではなく、野添真司さん(岸和田)。
かろうじて私のことも覚えていてくださったようで、あいさつさせていただきました。

 

 

午前9時すぎ、開会前の幹部会。
ウォーターランドの事務棟的な場所に20人ほど集まりました。
社団法人 日本らんちう協会のお歴々って感じです。
撮影係とはいえ、私は完全に浮いてた気がします💦

 

 

横田利行大会委員長らがご挨拶&大会運営上の注意などを述べられました。

 

 

西日本本部長の九里博公さんも審査上の注意点などを話されてました。
白、三尾、桜尾もOKだということを確認されてて、改めて規約通りの審査なんだな、と実感しました。
当たり前といえば当たり前なのかもですが、すごく大切なことだと思いましたし、多くの愛好家さんは参考になるのでは、と。

 

 

本部近くには、らんちゅうや金魚の餌で知られるキョーリンさんのブースもありました。
媛らん会のスポンサードもしていただいてます。
ちゃんと正面から写真を撮ろうと思ってて忘れました。すみません。
松山からのドライブ&開会前までの撮影ですでにバテ気味でした。

 

 

いざ開会式。集合写真の撮影、緊張しました。
過去、このシチュエーションで撮影したことありますが、今回は全国大会のオフィシャル写真になる可能性があったので、けっこう露出とか変えて何枚も撮りました。
この写真はNGです。T下さんだけマスクをしてる 🙂 

 

 

この後、親・二歳・当歳別に審査員と魚係の人たちを撮影しました。
※撮影時だけ短時間、マスクを外しています。
全体写真と同じ背景だとつまらないと思って画角を決めたのですが、ほかの人が写り込んでるのは、この手の写真としては失敗?
親の部の審査員。私のブログではたびたび登場していただいてる「あの藤原さん」(藤原孝司さん)もスーツ姿でビシッとされてます。

 

 

二歳部門の審査員の皆さん。阿波錦魚連合会の吉田健治会長(写真右)の姿も見えます。

 

 

もっとも匹数が多く、審査が大変と言われる当歳部門の審査メンバー。
迫力がある写真になりました💦

 

 

続いて魚係&背見せ担当の方々の写真です。
実際には部門間で人数調整もあったのでザックリと当歳・二歳・親の部門です。

 

 

フラッシュを使わない癖のせいで、お顔に影が出てしまってる写真も多数ありますが、すみませんでした
大昔、仕事でカメラを使ってた時はノーフラ(フラッシュなし)が良しとされてた現場でしたので、こういう時にダメっすよね
私にさせるのが悪い(カメラは趣味でも職業でもないんですよ)ので、苦情などは九里さんか溝杭さんまでお願いします💦

 

いよいよ審査開始。
出品された魚は――

①たまりで待機
②審査員に採点される
③点数別の舟に移動
④審査員の競技でさらに点数を付けられる
⑤入賞なら晴れて洗面器に移動

――という順番で移動していきます。

 

たまりから審査場まで魚を運ぶH野さん。

 

 

おおまかな点数別の舟。最初の審査後に入れられる舟です。

 

審査は5点満点で、審査員が札を出した合計が魚の点数です。
親魚審査の様子。

 

 

二歳魚審査の様子です。グラグラの椅子に立って撮影しました。
この場合だと4点をつけてる方もいれば2点も出てて、審査員によって違いがあることが分かります。
それでも平均的な魚が3点だとすると、結果としてその魚の妥当な評価に落ち着く、という仕組み。
4点や5点が多く出る魚が、いかに優秀か分かります。

 

 

当歳の審査。特にこの部門はテンポよく進んでいきます。

 

 

二次審査というか、大まかな点数別に分けられた魚を、記名式でキッチリ順位を付ける「決選投票」的な審査。
写真は親魚部門。
誰も無駄口を叩かず、用紙に粛々と順位を書き込んでいました。

 

 

審査が大変だなぁ、と思ったのが上位魚は誰が何位としたか、決選投票の結果が全部公表されるんです。
例えば二歳部門の場合、東大関は全審査員が1位とした完璧な勝ち方です。
東大関獲得の工藤さん、お見事でございます😃

 

 

では、長くなりましたので続きます。
次回は上位の魚などご紹介します。
良魚だらけ❗日本らんちう協会全国品評大会参戦(下)
(2022年12月24日にアップします)

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