どーもー!媛らん会広報担当の@まつやまです。
2019年7月7日、今年最初の当歳研究会がありました。レポートが遅れたのは体調不良ではございません。仕事がバタついてて疲れてた…のですが、それ以外に理由がいくつかありまして。
(遅れた理由その1)ここのところ、選別勉強会( 5月)で会長さんからいただいた当歳魚と悪戦苦闘する日々。さらに「追いカツオ」ならぬ「追い分譲魚」を研究会でもらっちゃったので、養生したり、魚を入れる舟をあれこれ移動したりしてた。
(遅れた理由その2)昨年の研究会はすべて病欠で、ひさびさの出席&レポートということで、とりあえず会員みんなの順位付けをエクセルでまとめてみようと思いついたまでは良かったのですが、「1つ上のセルを常に指定する」方法が分からず(だいたいこれで私のバカぶりが分かる人には分かる)手間取ってしまった。
(遅れた理由その3)この媛らん会公式サイトはずっと古いバージョンのWordPressで運用してたので、久々に最新版にアップデート。ところが記事の入力画面が全然前と変わってしまい、この文章を書くのに悪戦苦闘中。
※結局古いエディタを使うプラグインを入れました~(T_T)
梅雨中なのもあって当日は蒸し暑かった!
研究会は会長さんのご自宅で開かれてて、会員が全員集合するまで会長さんの魚を飼育場で見ながら過ごすのが常ですが、この日は冷房の効いた部屋にて待機。昨年の社団法人 日本らんちう協会の冊子を見ながら感想戦w
全員そろったところで「さて、始めますか」。
事務局長アズー氏らが水を張って準備してくれた洗面器に会員が持ち寄った当歳魚を入れていきます。
媛らん会の研究会は会員が出品した当歳魚(今回は3尾まで)を互いに評価。1~5位までを選び、その後会長さんが講評しつつ順位を発表して“答え合わせ”します。
出品された魚は、付箋紙でナンバリング。色変わりしてない仔たちは、どれがどれなのか分かりにくく、会員らが頭を悩ませます。
「コレが中寸?」「どっちが面かぶり??」と、そこらで「?」が飛び交います(笑)
会員が出品した魚は5月に選別勉強会で配られた仔たちを会員が選別し育てたものが大半なのですが、すでにタイプも大きさもバラバラ。順位を付けるのはホントに悩ましい。
自分の好みはもちろん反映されてしまいますが、将来性(良くなるも悪くなるも含め)なんて正直分かりませんし、色がキレイで目立つ仔に目が行ってしまい、問題になる欠点は見落としがちになる…ってのは毎度のこと。
写真は順位をメモる蘭土竜氏。
会長さんが1位としたのはアズー氏出品の写真左の仔。
すそ捌きがよく、泳ぎがキレイとの評。
同じく2位は真ん中の白い仔。
1位の仔は会員も多くの人がベスト5に挙げてましたが、2位の仔より右の仔(会長5位評価)の方が人気が高かったですね。
それにしても会長評価で1・2フィニッシュのうえ、5位まで獲るとはさ・す・が!でございます。もうアズー氏のための研究会、と言ってもいいレヴェル!順調に会長さんの後継者として腕を磨いてますね~(*≧o≦)b
(最近アズー氏は私がホメると「イヂらないでくださいよ」と嫌がるので絶賛しておきます)
会長さんが3位としたのが写真下の素赤。
島のらんちゅう師ことMさんの持ち魚。
太みがあってふんたんもバッチリ。もうすでに「ちゃんとしたらんちゅう」です。
相変わらずベテランの技術を見せてくれました。
写真右上の色変わり前の仔(会長さんは会員が見抜けなかった欠点を指摘)とともに会員からの人気が高かったです。
会長評価4番手はH野さん持ち魚で写真右上。
長手で尾形キレイ!
今回の研究会で会員人気(5位までに入った)がもっとも高かった仔です。
右下の仔も会長評価で9位と高水準に仕上げてきてますね!
会長評価6位に入ったのは写真右の仔。
当歳飼育のキャリアは浅いはずの、S倉さんの魚。
「小さいけどオシャレ」と会長さん。
写真上の仔は同じく8位。
どの仔も上品に育ててますね(*≧o≦)b
私が最初に研究会に出した仔のことを考えると、お見事としか言えません!
7位は写真中央…だと思います(|| ゚Д゚)
間違ってたらすみません。T下さんの持ち魚です。
「無理なく育ててますね」と会長さん。
私から見ても堅実に育ててる、って印象。秋が楽しみ!
会長評価10位には蘭土竜さんの魚(写真右上)が入りました。
サイズは小さめですが、相変わらず本人の印象とは真逆の品のある魚を育ててます(笑)
残念ながらサイズが小さすぎたのと、暑さでグッタリしちゃってたのがS石さんの魚。
かなり実験的な飼育をされてるようで、今後に期待ですね。
ちなみに私は不戦敗。思うように育てられておらず、次回からの参戦を目論んでます。
会長さんの評価と会員人気が一致する魚もいれば、会員人気が高いのに会長さん評価はイマイチの仔もいたり。一応、会員の中では私も歴が長い方になるので(腕はまったく向上してないのが情けないですが)、その「差」について会長さんに尋ねて、いろいろと見るポイントを教えていただきました。
漫然と当歳を育てるのではなく、会長さんから審美眼を学びつつ、他の会員さんの飼育状況を見て刺激を受けるのが研究会の良いところ。今回、1年以上ぶりに参加してみて、やはり勉強になることがいっぱいありました。
そして何より感じたのが会員のレベル向上。はじめて研究会に来た人もいたのですが、魚がちゃんと育ってて、とてもそうは思えなかったです。特に自分が初めて研究会に出した時のことを思い出すとハズカシー(笑)
次の研究会は来月!頑張りましょうヽ(´ー`)ノ
“第1回!2019年当歳研究会は暑かった” への4件のフィードバック
レポートお疲れ様です、来月もお願いします(* ̄ー ̄)
>蘭土竜さん
ありがとうございます。来月も頑張ります(笑)
ただ、品評会のレポートより、ある種面倒くさいんですよ~
会員さん全員の順位をまとめないといけなかったりで(T_T)
レポートお疲れ様です、来月は魚と一緒に参加してくださいね。
>アズー氏
お、押忍!