2019年5月5日、松山市内の会長さんのお宅で媛らん会の選別勉強会&分譲会がありました。
らんちゅうの愛好会では珍しい(と思われる)選別勉強会。
会員限定で稚魚の選別のやり方を会長さんから学ぼう!という不定期企画です。
2年ぶり3回目。
私事ですが。
前日に愛媛県伊方町の「しらすパーク」に家族で出かけ、
生まれて初めて生のしらす丼を食いまして…
(えぇ、それは大変おいしゅうございました)
選別勉強会で久しぶりに稚魚の大群を見て、
生しらす丼を先に食ってて良かった!
としみじみ思ったのでした。
(不謹慎で申し訳ない)
で、会長さんの飼育場に入ると、目に飛び込んできたのは
稚魚を食い入るように見ているベテランAさん。
何年飼育してもこういうアグレッシブな姿勢は見習わねば!ですね。
春の品評会二歳部門で旋風を巻き起こしたH野さん、
ハズキルーペを取り出してヤル気満々(笑)
まずは会長さんに選別の手本を見せてもらいます。
欠点のある仔を選ぶ一般的な選別のほか、
良い仔を選抜する「抜き選別」も同時にやってくださいました。
会員らは「この大きさで重点的に見るポイントは?」と質問しつつ、
選別した結果を凝視(・д・)
会長さんは「ウチの系統の場合は…」とかなり具体的に教えてくださいました。
会長さんがGOODとした仔たち。
うーん、そりゃ良いように見えますわ(`ω´;)
残念ながらBAD判定だった仔たち。
尾がスボってたり、左右非対称だったり。
すでに泳ぎの極端に悪い仔もここには入ってるそうです。
カシャカシャカシャカシャ…!
勉強熱心なH野さんはスマホで選別結果を連写撮影。
「後でゆっくり見返したいから」とのこと。
横に居た「島のらんちゅう師」ことMさんが連写音に驚いてました(笑)
ひととおり勉強が終わったら分譲タイム!
3週間ちょっと前に孵化した仔たちで、もちろん無選別。
会員は口々に「自分で選別をやるとなると、これは難しいぞ…」。
すでに自家産卵させているアズー事務局長だけは「会長さんの魚も育てて比べてみたい((o(´∀`)o))ワクワク」と、ヨユーの表情。
続いて親魚見学。
親魚たちがいる飼育場は会長さんの秘密基地みたいなスペースなので、誰でも入れるわけではありません。会員からはため息の連続。
特にTさんと新入会のS倉さんは「スゴイ…」と感心しきりでした。
「親の形をしっかり見て、これを超えるように育ててくださいね」と会長さん。
あとは室内で車座になって追加質問&雑談をして終了!
春の品評会(二歳会)はシーズンインを告げる行事で、気合が入るのですが、選別勉強会は「さぁ、当歳やるぞぉ!」という気がさらにアップします。
私もなんとか秋に品評会に1尾ぐらい出品できるように頑張らねば(`ω´;)