会長とH野さん一騎打ち!二歳部門!媛らん会秋の品評会3 の続きです。
当歳部門の上位入賞魚のご紹介からです。
当歳部門1席
親部門と並びアズー事務局長の魚です。
二冠おめでとう~
秋の品評会で複数部門を制したのは、会長さん(2016、17、20年)以外で初。
また意外にも秋の当歳優等(5席以内)、アズー氏は初。
ゲストがいない品評会とはいえ、十分快挙です
今年の当歳研究会で7月からじわっと順位を上げてきて9月に1位。そのままの勢いで当歳を制しました。
サイズもバッチリ、尾も立派だし、何よりカシラがスゴイっす。
当歳部門2席
島のらんちゅう師Mさんの持ち魚。
わが家と同じく夏以降、ご自宅の魚の調子が悪かったとのことですが、残った仔でこの成績。
発達したカシラに尾、美しい背なり、ベテランらしさ発揮ですね。
当歳部門3席
オシャレな仔です。会長さん持ち魚。
バランスといい、泳ぎの美しさといい、さすがのひとこと。
審査を担当した会長さんが、この仔を3位にしたのは迫力の点で1席2席に少し譲ると判断されたかな、と推測します。
ちなみに会長さんが秋の当歳で1・2席から外れるのは第2回大会(2014年)以来。
当歳部門4席
H野さん、スゲェ。3部門とも優等(5席以内)に入れてきました。
媛らん会で過去、全部門で優等に入ったのは、会長さんと藤原孝司さん(鳴門)、溝杭俊志さん(徳島)の3人だけでしたが、そこにH野さんが加わりました
(※二歳の部が創設され3部門制になった2016年以降)
安定した魚づくりができている証明ですね。
H野さんらしい、硬質な雰囲気もった良魚です。
当歳部門5席
ベテランA原さん持ち魚。
これも意外なことに、Aさんの当歳優等入りは第2回大会以来!
色も揚がってますし、太みとかわいさが同居してる「会長さんっぽい」仔だと思います。
蘭土竜さん持ち魚
サイズはないけどと会長さんが言いつつ選んだ仔です。
毎回会長特別賞を獲ってきたアズー氏が悔しがってました(笑)
派手な尾にオシャレ柄です。蘭土竜さんは時々、ハッとするようなオシャレな魚をつくりますね~
さて閉会式です。コロナ対策もあり、例年より少し早め。
会長さんは「開催できたことに感謝したい。会員だけの会だったが良い魚が多く、楽しい一日でした」と挨拶。
表彰式で事務局長のアズー氏が自ら当歳1席と発表、賞品を受け取りました。
なんとも感動的なシーンです。アズー氏本人は何も言いませんでしたが、感慨深かったでしょう。
一方、H野さんは賞品を山盛りで獲得し、山賊のような雰囲気(笑)
その実力が着々と伸びているのが頼もしくも羨ましくもある反面、コロナ禍が収まり、例年通り豪華ゲストが襲来したとき、どうなるかも楽しみ。
ただ、H野さんは物怖じしない性格なので、交流してさらに成長するんでしょうけど。
閉会式が終わると撤収!
洗面器のらんちゅうを各自回収してパック(酸素入れてポリ袋をゴム留め)していきます。
私も初めて会場で自力パックして帰宅したら、案の定、水が漏れてました
大きい洗面器はバケツで水を捨ててから排水口に運びます。
会員が腰を傷めないように、という配慮とともに「密」を避ける。
私はこの時点で立つのもシンドイ状況(撮影等による労災)だったので洗面器に入れる小判札を乾かしたり、パソコンを片付けたり、軽作業に専念。
気がついたら軽トラに荷物がどんどん積まれ、1時間弱で撤収作業終了。
Mさんのトラックに積まれたミカン用コンテナ。
文字通り、媛らん会の品評会を下支えしてくれてる存在。
今から島に帰るのは大変だなぁ、と思いつつ、この風景が一年の終わりって感じです。
昨年と今年、品評会を開けて、会員同士であれこれ話したり良い魚を見たりできたこと自体、日程の妙というか、奇跡と思えます。
昨年も書きましたが来年こそは、例年通りの品評会にしたいし、遠征に行きたい気持ちもウズウズ。
一方で不要不急の代表とも言える、らんちゅうという趣味が続けられ、会が存続できているのも、コロナ禍で尽力された医療、福祉、行政関係者やエッセンシャルワーカーの皆さまのおかげ。
あらためて謝意を表して、レポートを終えたいと思います。