激戦!当歳の部!品評会2016秋 Scene3の続きです。
品評会である以上、魚に順位がつくわけですが(;・∀・)
例えば今回の品評会の親魚部門で1席と2席の仔。
上の仔の方が明らかに優れてる点、下の仔が劣っている点ってどこ?
って疑問を持つ方も居ると思うんです。
そこが分からないかららんちゅうは難しい、って印象ありませんか?
実際はというと。
順位を決める審査員を除いて、なぜこちらが1位でこちらが2位か、参加者全員(=当事者)がきちんと理由が分かってるかというと・・・
ぶっちゃけ分かってない人もけっこういるかと思います(;・∀・)
(特に媛らん会なんかは若手も居ますから)
ふだんブログに上位魚を掲載してはコメントを書いてる@まつやまですが、
正直、まったくわからん(笑)
明らかな規定上の欠点でもあれば、我々でも気づく差ですけど、良い魚を比べてどちらがより良いかというところで優劣をつけるというのはとても難しいッス。
3年間、らんちゅう飼ってても皆目見当つかない。
敢えて例えるならば・・・
バッティング練習中の角中(ロッテ)と西川(日本ハム)のフォームを見て、どちらの打率が上か、あなたに分かるか?!
・・・みたいなことですよ(違
でも、審査をされてる方たちの会話を聞くと、その評価に大きなズレはないようですし、今回もとてもスムーズに順位が決まっていきました。
魚を見る眼を持つ上級者たちは、違う次元の視点をお持ちなんです(笑)
魚のパーツパーツの細部を見て瞬時に良し悪しを判断すると同時に、脳内で3Dモデリングしつつ、全体の印象を把握し、さらに色柄も勘案したうえで、泳ぎという言語化しにくい要素を見る・・・
そんな超能力みたいな眼力を一朝一夕に身につけることは無理ですし、最初から持ってる人も多分そんなに居ないと思います(センスがあるなしってのはあるでしょうけど)。
だから、良し悪しがイマイチわかんねぇ~∩(・∀・)∩
って思ってたとしても、全然大丈夫です(笑)
ひとつひとつ覚えていけば良いと思いますし、私も未だその最中です。
分からないことは上級者の人に訊けば必ず教えてくれますから。
まずは自分はこんな仔が好き!とかで全然OKかと。
写真は会社の後輩のK田君。今回も分譲魚を買ってくれました。
娘さんとどの仔を連れて帰るかチョイス中。
私は良し悪しの基準をひとつ覚えることができれば、
金魚の愉しみ方がひとつ増える!
って思って、不器用なりにらんちゅうLIFEを楽しんでます(≧∇≦)/
さてさて、前置きが長くなりましたが、親魚部門のご紹介です。
審査結果はこちらに掲載しています。ここではそれ以外の写真を掲載します。
媛らん会・石崎会長の持ち魚。
繰り返し繰り返し書きますが、会長さんは全部門1席(;・∀・)
上品、という言葉が会長さんの魚を形容する時によく使われますが、この仔は力強いって印象です。
媛らん会の品評会には出たことがない仔でしょうか?
隠し玉がいったいどれだけいるのか、我らが会長ながら底が知れません(笑)
媛らん会のメンバー、豪腕Tさんの魚。
巨軀をものともせず、元気に泳ぎまくってました。
幅があるし、カシラも凄い。でも黄金色の体が可愛さを演出してます。
やはり会長さんの持ち魚。
3席の仔は太みという点ではそれほどでもないのですが、泳ぎがすごくキレイ。
撮影のしやすさという点では部門ナンバーワン。
4席は春の二歳会で1席だった面白、通称「サント」です。
※サントは@まつやまが勝手につけた愛称ですが、媛らん会では通用する通り名になりました(笑)
サントは春に比べてすっごく大きくなってて驚きました∑(`・д・´ノ)ノ
阿波錦魚連合会の吉田会長の持ち魚。
大きいし各パーツも発達してて柄もオシャレ・・・でも印象的だったのは元気さ(;・∀・)
所狭しと泳ぎまくってて写真も撮るのに一苦労でした(笑)
↑元気すぎて自発的に背見せをする図wwww
ボディの立派さは良く分かりますが、洗面器の中のらんちゅうって、こんな写真は普通撮れませんけどねぇ。
マタンゴだ(((( ;゚д゚)))
@まつやまを恐怖に陥れたのは
岡山の大槻さんの持ち魚。
ボディはすごくキレイなラインの仔で尾も立派なのですが、どうだ!って感じで発達したカシラに気圧されました。
絵力ナンバーワンだと思います。
吉田会長さんの持ち魚。長くて筋肉質な印象の仔です。
顔のアップは渋い俳優のような雰囲気を感じます。
赤がとてもキレイに揚がってて・・・この仔も元気でした(;・∀・)
岡山から初参加いただいた山田さんの持ち魚。
ドーンと大きくて迫力十分。
カシラとボディがバッチリ発達してて尾型もキレイです。
媛らん会の豪腕Tさんの持ち魚。
太みのある魚を育てることに定評があるTさん。
立派なカシラとボディ!迫力あります。
いや、負けましたm(__)m
(Tさんと@まつやまは、らんちゅうキャリアが同じく3年目です)
会長さんの持ち魚。
フンタンもここまで来るとミッキ~ですねぇ。
(念のため。ミッキー吉野ではありません)
全体としてとても均整が取れてる仔でしたが、やはりカシラに目が行きます(;・∀・)
あの藤原さん(鳴門)の持ち魚。
幅もあるし各パーツもバッチリですが(特に尾が派手!)、この仔もよく泳いでました(;・∀・)
すごくサイズがあるのに洗面器の中を悠々と、スイーッと泳ぐ姿は圧巻。
@まつやまの持ち魚です(≧∇≦)/
この仔は今夏、瀕死の病気になり、お腹に穴が空いたんです。
一緒の舟の親2尾も死なせてしまい、正直、もうダメだと思いました。
諦め気分ながら毎日毎日、患部を消毒して水換えして・・・
約1カ月後、気がついたら穴が塞がってて、フツーに餌も食べるようになりました。
去年の春に会長さんからいただいた仔ですが、初の品評会出場。
サイズはそれほど大きくありませんが、会長特別賞をいただいて感無量でした。
この仔と頑張ったことが報われた気がしました。
ついでに・・・
入賞魚最下位はやはり@まつやまの持ち魚。
最下位を2部門で獲ったのは、ある意味「2冠」(  ̄ー ̄)
レポートはあと少し続きます(・ω・)ノ
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